たのしむ育児を決断
5月某日、嫁と話し合い「仕事が始まったら月初なんて休めないし……どうかな」ということで
決めました。長岡花火大会参戦。
確かに賛否あるところですが
我慢しない育児、楽しむ育児をしようと思いました。
禁欲的な生活じゃ続かないし、メンタルに宜しくない、ひいては子供にも悪い影響を与えてしまったり、同じような禁欲的な人生を強いることになりかねない。
ゆるめるところで弛めます。
事前に家のスピーカーでベースを聞かせて、大き目の音で前年のフェニックス動画を流してみましたが、ぜんぜん泣かなかったのでこれはいけるだろうと踏み切りました。
出発
さて、花火スタートが19時半なので、早めの出発でした。
出発前にAlexaに長岡の天気を確認したら六度くらい涼しい予報。
まあ、テールリスクに対応する必要はないです。事前準備として電池式の虫よけと保冷パックでひやしたタオルを用意しました。
XXおきたらどうするの、YYだったら? と発生頻度を無視した想像力の暴力が世の中にはありますが、一般家庭では無視でよいと思います。
リスクは過去の継続から未来の発生確率が変わります。
子供の特性を理解し今までどういうときにどう対処すればいいか、何が起こるのが怖いかさえわかっていればいいと思います。あとは行ったことない地でそれを対処する環境を整えるだけでオッケイです。
想像力の魔物に恐怖しおののき、禁欲的生活の檻に自らを閉じ込め、それだけにとどまらず周りの人間にすらその近くにいるようにすりよう人の言葉に一切耳を貸す必要はありません。
子供にとって親はあなたたち2人です。
子供にとってベストはあなたたち2人のメンタルがベストで自分にベストな対応をしてくれることです。
世間体は1銭のメリットもないことは少し考えればわかります。(とここまで無用な記述をするのは禁欲は善というような戦中の思考の人に絡まれたからですw)
さて、関越自動車道をひたすら車を走らせていくと、14時50分頃の赤城高原では他県ナンバーが増えてきました。豊橋とかね。わナンバーが目立ちます。
最近ガソリン高いですなぁ……
子供と一緒に甚平だったのでスタンドのおいちゃんに話しかけられる。
おいちゃん「これから長岡花火かい」
はい――
おいちゃん「ちゃんと駐車場とってる? たいへんだよ」
とってますよー(嫁が)
おいちゃん「やるねぇ」
なんだかおいちゃんが戸愚呂弟に見えました。
嫁すごいよ、嫁。
さて、給油してでようとしたところ、JAFにお世話になってる車に遭遇
ナンバーを見ると大宮……
ここまできて……遠かったので詳細は全く分かりませんが、
奥さんのしぐさが爆切れです。
(;゚д゚)ゴクリ…
車はPCよりも動作環境過酷だからね。6か月点検しなきゃ!
PCは割と24、365的なところあるけどいたわられない王宮の門番
カワイソス
長岡インター辺で雪国まいたけの「ブレーキは心に、まいたけは健康に」というパワーワードに心揺さぶられました。謎
17時には現地に到着。
予約をしていた駐車場にスムーズに駐車。
前で止められなかった準備不足のわナンバーに誘導員が絡まれる。
想像すると多分こう
わナンバー「おい、俺らは満車でさばかれて、なんで後の奴ははいれるんだよ!!」
それは駐車場に止める権利を事前ビット争い(フェニックス席発売当日)に当日から参戦していたからさッ
ここまでいろいろどやってますが、すべて嫁賛美です。
すばらしい
自分がやりたいことを滞りなく実現する能力者
うらやましいです。あやかりたい。
そして、飲み物食べ物を調達のためにスーパーへ
旅先のスーパーに行くの大好きです。
その土地ならではのもの売ってますしね★
下の写真はアナゴみたいです。アナゴの串焼きってすごい!
名物らしいです。全種コンプリートしましたが、味は好き好きかなぁっと思います……
↓花火特需ですね。
ニシンの串焼きです。すごいなぁ
??「嫌いなのよねぇ、ニシンのパイ」
サワガニの唐揚げですかね。おいしかったです!
レジこんでました。準備していける方はそのほうがスムーズかもしれません。
以前、祭りで夜通し飲み歩いていた時、屋台の裏に生の鶏肉が放置されていたり、売れ残りの唐揚げをそのまま置いてあるのも見てから屋台で売っているものを食べなくなりました。
それ以前にあんなに長時間油を加熱してあげているわけですから酸化の鬼ですね。
AGEsと酸化のオンパレード。
いざ会場へ
駅近くの駐車場から25分程度あるいて会場へ。
導入人数50万人なのにもみくちゃにならないのがすばらしい。
尋常じゃない数ですが、何せ広いので全然ストレスなかったです。
シートごとにチケットの場所が分かれていて、どこに座ってもよいことになっています。
チケット確認もないので完全に性善説に基づいた運用ですね。
早めに行って該当シートのいい場所をとっておくというのもいい作戦かもしれません。
ちなみにここはフェニックスシートです。
実際に花火を見てみましたが、ナイアガラはほとんど見れないです。
ナイアガラ希望の方はチケットをとる際には注意ですね。
花火はどうよ
いやすごかった。
フェニックスの時に涙腺が緩みました。
危なかった。
残念ながら、スマフォカメラなので感動は伝わらないかと思うので、
下の動画をご覧くださいませ。
ちなみにフェニックスシートでみたのはもっと空一面こんじきの雨が降り注ぐような映像でした。
フェニックスはもともと、新潟県中越大震災復興祈願で始まったものです。
そのコンセプトはまさに花火を見た後に体に残る、小さな炎として残ります。
その炎は勇気づけ、奮い立たせるようなものでした。
本当に、形容しがたい、シンプルに「すげぇ……」の一言です。
子供は涼しかったのでタオルで作った簡易布団に寝かせていました。
少しぐずった時間もありましたが、エルゴで抱っこしながらゆらゆらあやせばすぐにご機嫌を取り戻しました。
――また行きたい。
きっと子供は覚えていないはず
もう少し大きくなってからまた行こう! 我が子よ!!!
感動を君にも味合わせてあげよう