はじめに
子供が生まれたら、今まで当たり前だったものがかなり不便に感じてくるものです。
ちょっとした工夫で改善できるものが多いので、まとめてみました。
なるべくDIYで対応できそうなものを集めています。
シャワーヘッドを高操作性のものに交換する
子供を風呂に入れるようになって、真っ先に感じるのは洗った後に泣き叫ぶ我が子をどうしたらお互い快適に風呂に入ることができるか、かと思います。
なぜ、子供は泣くのでしょう。
水が怖いのかもしれません。あるいは――水圧が痛いのかもしれません。
アラミックのシャワーヘッドは後ろのバーで強弱が選べます。
子供を洗うときには弱に、大人は強にすれば、シルキーな低水圧だけのシャワーヘッドを選ぶよりすみわけができます。
そして、シャワーのもとで水を止めなくてもシャワーヘッドにオンオフのボタンがあるのは非常に便利です。
子供にシャワーするときに、いろいろ苦労するかと思います。
子供の目に洗顔の泡がはいったりとか――
そんなとき、とりあえずシャワーの水を手元で止めて、顔を拭いてやる――
手元で操作できるだけでかなり対応速度が変わります。
取り付けは、標準的な規格のアダプタが入っているのでそれをかませてホースにつなぐだけの簡単DIYで快適でトラブル時迅速対応ができる、
子供とのバスタイムが満喫できます
カーテンを遮光性が高いものに交換する
太陽光で目覚めるのは気持ちがいいものです。
しかし、本当に日の出に目覚めたいでしょうか。
自分たちが起きたい時間に太陽光を浴びて起きるのは気持ちがいいですが、
カーテンが遮光できない光で起こされるのはそれほど気持ちのいいことではないと思います。
そしてそれはおそらく子供も同じこと。
社団法人日本インテリアファブリックス協会(NIF)でカーテンの遮光度合いに等級が決められており、以下のようになっています。
遮光等級 | 遮光率 | 照度に関する状態表現(NIFによる) |
---|---|---|
1級遮光 | 遮光率99.99%以上 | 人の顔の表情が識別できないレベル |
2級遮光 | 遮光率99.80%以上、99.99%未満 | 人の顔あるいは表情がわかるレベル |
3級遮光 | 遮光率99.40%以上、99.80%未満 | 人の表情はわかるが事務作業には暗いレベル |
遮光性なし | 遮光率99.40%未満 |
遮光性の高いカーテンに変えるだけで、子供は起きにくくなるので検討してほしいところです。
また、夜間に授乳やミルクをあげる親も早朝の日光で、ただでさえ短くなりがちな睡眠時間が短くなってしまうので、遮光性については馬鹿にできないところです。
そして、カーテン関連で言えばレールの音でしょう。
カーテンを開けるレールの「シャー」っという音でお子さんがビクッと驚いた経験がおありかもしれません。
かくいううちがそうです。
カーテンレールもレールのものからループのものに変えるだけで、子供にとって不快な音を防ぐことができるかと思います。
レールの取り換えは面倒くさそうですが、そんなことはありません。
元のレールを外し、新しいレールを固定するだけです。
この際に注意してほしいのが、壁の裏地の強度です。
一般的に洋室であれば、壁は間柱、石膏ボード(またはベニヤ)、壁紙(クロス)という構造です。
カーテンレールをとめるためには間柱の場所でビス止めするのがベストです。
通常、元のレールが止められていた場所に間柱があるのでそこにビス止めすればいいかと思います。
元のレールが止めてあった場所と違う場所で固定する必要がある場合には裏地をチェックする必要があります。
コンコンとたたいて固い音がする場所を選ぶのも手ですが、やってみるとわかりますが経験がものをいうある種の職人技。
裏地を調べるツールもあるので一行の余地ありだと思います。
部屋のシーリングライトをリモコンで調光できるものに変える
子供が寝付く前に、部屋を調光して眠るトリガーにしてあげる、少なくとも明るい部屋よりは神経が静まり寝つきがよくなります。
また、リモコンで操作ができれば夜中の授乳時も保安灯をつけて対応ができたり、必要以上の明かりで子供を目覚めさせなくても済みます。
ひっかけシーリングのもの(最近はほぼほぼこれだと思いますが)であれば、工具なしで思いのほか簡単に交換できるのでぜひトライしてみてください。
<ひっかけシーリング参考画像>
なお、旧照明を外した時、白と黒の配線をつながないと新しい照明がつかないようなケースは電気工事士有資格者でなければできない工事なので
お近くの電気屋さんと要相談です。
(なお、第2種電気工事士の免状があればできます。僕はDIYが好きなので取得しました)
廊下や玄関などを人感センサー照明に変える
夜に子供を抱きかかえて、玄関の鍵をあけ、内玄関灯のスイッチを手探りで探る――
そんなわずらわしさから解放されるのが人感センサー照明です。
最近では非常に安価なLEDの人感センサーシーリングライトが出ていますのでDIYで変えてみてはいかがでしょうか。
ひっかけシーリングでついているものであれば、ドライバーなしで簡単に交換できます。
電球型の人感センサー付きのライトもあります。
また、基本的に人感センサーの感知範囲はそれほど広くありません。
特定の方向を検知させたい場合はこんなものもあります。
まとめ
いかがでしょうか。
簡単DIYで育児がぐんと楽になるものをまとめました。
コスト面でもそこまでお金のかからないものばかりなのでぜひ試してみてください。