ボーンブロスとは
ボーンブロスとは、鶏魚などの骨を長時間煮込んで、そのエキスを抽出したいわゆる骨出汁のスープです。
最近、脚光を浴びるようになったこのスープですが、実は薬膳として古い歴史があり、世界最古のコンフォートフード(心を和ませる食べ物)と呼ばれています。
ボーンブロスを飲むと、体を温め持続的に満腹感を感じることができます。
空腹感も抑えてくれるので、ダイエットにも向いている――
この本はそんな特徴を使ったダイエットノウハウ本です。
しかし、僕自身はこの本を読んでダイエット効果よりも、ボーンブロスの効果に感銘をうけました。
どういうメソッドか
ボーンブロスが食欲を抑制するというのは前述しました。
それとプチ断食を組み合わせることでトータルの摂取カロリーを抑えダイエットが可能であるというのがこの本の趣旨です。
そのため本書では――
- カロリー計算不要
- 脂質含有量ノー考慮
- 炭水化物もね
- 味気ないダイエットフードからの解放
することができるとしています。
でも、この本の提唱するプチ断食は結構ハードな気がします。
週2回完全にボーンブロス(及びコーヒー程度の食事)以外を断つ断食を提唱しています。
僕が実践しているのは、夕飯を食べてから約16時間食事を断つプチ断食を実践しています。
これは朝食を抜けば、簡単に実現できます。
こんな簡単なメソッドにかかわらず、10%体重を落とすことができました。
どこまで追いつめるかは人次第だと思います。何せこの本は3週間で劇的に変えるを掲げているので、若干厳しめなのかもしれませんね。
https://coomoodoo.org/diet/子供が生まれてジムに行く時間がもったいないか/
本書でボーンブロスの特徴として以下も挙げられています
- 贅肉を落として、アンチエイジングにも効果的
- ホルモンバランスを整える
- 成長ホルモンが分泌される
- 細胞外マトリックスの老廃物が除去される
- オートファジーが活性化
- ボーンブロスのメリット
- 満腹感が得られる
- コラーゲンを組成する栄養素が多く含まれる
- 腸を癒す
- 体内の炎症を抑える
ボーンブロスとしてはチキンボーンブロス、ビーフボーンブロスなどが挙げられています
ボーンブロスの中で特にアンチエイジングに良いと言われているのがコラーゲンとゼラチンです
その中でいいといわれている成分が、グリシンと言われているアミノで睡眠の質を向上させることが分かっています。
次回はこれらを使ったレシピについて紹介したいと思います。
とはいえ先にお伝えしておくと、コラーゲンをゼラチン化するには長時間煮込む根気強さが必要です。
いいものを簡単に摂取できる商品を手元に置いて、時間がないときには頼ってもいいと思います。