はじめに
NYでボーンブロスが流行りましたが、日本では今一つはやっていないですね。
ボーンブロスに含まれる栄養はリーキーガットにいいだけではなく、空腹感が抑えられるのでファスティングを行うときの助けとなってくれます。
また、作ってアイスキューブにして凍らせておけば、カレーなどに入れて味に深みを出す時にさっと使えて便利です。
僕はボーンブロスをお湯に溶かして、スープジャーにスープのもとと一緒に入れて朝飲んでいます。
体が温まって満腹感が昼間で持続するので、おすすめです。
ボーンブロスのあれこれ
ボーンブロスは鶏ガラや香味野菜に酢を入れて煮だします。
ボーンブロスの特徴は下記が豊富に含まれていることです。
- カルシウム、マグネシウムなどのミネラル
- グリシンなどのアミノ酸
- グルコサミンやコンドロイチン
- コラーゲン
書籍で特に効果が主張されているのがアミノ酸であるグリシンです。
グリシンは細胞外マトリックスの産生スピードを早め、さらに寝つきがよくなるうえに、睡眠の質をあげてくれます。
グリシンはゼラチンに多く含まれていて、軟骨などを65度以上で煮込むことでコラーゲンがゼラチン化します。
ボーンブロスを作るのに鶏ガラやとんこつを手に入れるのは少し面倒くさい……
そう考え、グリシンがいいならコラーゲン(ゼラチン)がたくさん抽出できそうな素材を使えばいいじゃない!
という考えに至り、鶏皮とヤゲン軟骨を選びました。
ヤゲン軟骨は鶏の胸骨のおなか側にある軟骨で、一羽から一個しか取れない希少部位ですが、値段は安価です。
鶏の膝軟骨とかもいいかもしれませんね。
◆ヤゲン軟骨
◆鶏皮
◆鶏膝軟骨
レシピ例
炊飯器設定
炊飯モード 玄米
材料
ヤゲン軟骨、鶏皮
ネギ、セロリ、ニンニク、玉ねぎをお好みで
酢 大さじ 2
水 素材がかぶるより少し多め
作り方
そして玄米モードで炊飯。
浮いている鶏油(チー油:jiyou)が気になる人は保存容器に入れてから冷ますと、脂が固まって取りやすいですよ。
おわりに
ヤゲン軟骨って希少性のわりに安く売られていたり、おまけに最後まで残るから割引されがちです。
スーパーで見かけたら買ってみて、試してみてください。
参考資料
パレオな男:トレーニングで受けた体のダメージを癒す最高のサプリとは?