はじめに
究極のマッシュポテトとは、ジョエル・ロブションが三つ星を獲得したきっかけとなった『じゃがいものピュレ』
食べたことはありませんが、再現をしている人がいました。
樋口さんのレシピは何度も使わせてもらっていますがおいしいです。
だからこれもおいしいはず
僕はいつもゆるコピでもおいしいので本気でレシピを真似したらそれはもう絶品かと。
ちなみに、このレシピを知ったきっかけは嫁が「ガストのマッシュポテト」が食いたいといったので、作ってみようとレシピをあさっていたところたどり着きました。
材料
- じゃがいも 好きなだけ
- ギー 茹でて漉した後のじゃがいもの重量の25%
- 豆乳 お好みの滑らかさに必要な分だけ
食材についてあれこれ
ギー
本来はバターを使ったレシピですが、家にはギーしかありませんでした。
ちなみにギーは簡単に作れるので試してみてください。
https://embed.nicovideo.jp/watch/sm33674222/script?w=640&h=360
ギーはバターから乳糖やカゼインを除去したものです。
ギーはCLA(共益リノール酸)が多く含まれているので、体脂肪燃焼に効果がありますし、夜CLAサプリを飲むことでプチ断食を楽にしてくれました。エビデンスがないので経験則になりますが食欲抑制に作用しているようです。
豆乳
嫁が牛乳嫌いなので、豆乳で再現しています。調整豆乳は牛乳よりも葉酸を6倍含有しているので妊娠中から、僕も一緒に飲んでいます。妊娠中は自分だけ頑張っていると思わせないようにパパも頑張りましょう。
また、葉酸の調理損耗はフライパンでの焼く・炒めるでは39%と比較的低値ですが、電子レンジ調理では残存率が変わらないという研究もあることから、葉酸をとることに重きを置いている方は、このレシピの中でじゃがいもの皮から豆乳で茹でて香りを移す工程を電子レンジでやればいいと思います。
しかし、豆乳をあまり多くは使わないことから、豆乳を飲みながら、マッシュポテトを食べるのはいかがでしょうか。
レシピ
Anova設定温度
設定温度:72℃
調理時間:20分
但し、これは調理の一工程で使うにとどまります。
調理
じゃがいもを切って水にさらす
まず、じゃがいもをよく洗い皮をむきます。
剥いた皮は後で使うので取っておいてください。
じゃがいもを2センチ程度の厚さで切って水にさらします。
しばらくさらすと、白い液体がにじみ出てきますサッと水であらってください。この工程をふむことで、べたつかないマッシュポテトができます。
Anovaで調理
Anovaの設定温度を72℃にして、水を入れたジップロックを沈めて起きプレヒーティングします。
設定温度になったら、タイマーを20分に設定してAnovaします。
この工程をふむことで、さらに出来上がったマッシュポテトのべたつきを抑えます。
――その間に
鍋に豆乳とじゃがいもの皮を入れて10分程度煮ます。
これはじゃがいもの香りを移すためです。
――その間に20分後
Anovaのタイマーが切れたらじゃがいもをジップロックから取り出し、流水で簡単に流します。
そしてじゃがいもを1リットル当たり10gの塩を加え水から煮ていきます。
沸騰した状態で入れるか、水のままで茹でるかは好みの分かれるところですが、お湯からでも水からでも大差はないようです。
しばらくしてじゃがいもにすっと橋が刺さるようであれば、お疲れさまでした茹であがりです。
そして漉していきます
こし器でこして行きます。(こし器がないのでザルでやりました)
こしたあとの重さを測り、重量の25%のギーを準備しておきます。
おそらくその量にびっくりすると思います。
そして、こしたじゃがいもの水分を飛ばします。
いい感じにとんだところでギーを投入……
そして、ギーを混ぜ込んでいきます。
その後、豆乳を滑らかになるまで加える(お好みの硬さで)
実食と感想
結構作るのが大変でしたが、これはパーティで大ヒットすると思います。
滑らかでおいしい。
ギーのクッキーっぽい香りに、茹でるときに塩加減、そしてブラックペッパーを盛り付けた後に加えたので香りがたまらないです。