以前都内で働いていた時は、週5食はラーメン(オマケに家系やら味濃いめのやつ)を食べるほど塩辛い料理が好きでした。
中華スープには追い塩コショウ、醤油かけすぎで茶色い卵ご飯etc……
一方嫁は薄味好き。
料理はかなり薄味で、物足りなく感じること多々ありました。
おそらく双方、SMAPのセロリよろしく、育ってきた環境が違うから~ということなのかもしれません。
脱しょっぱい料理
そんな僕ですが、ある記事を読んで味覚改造を決意しました。
盛岡市の認可外保育施設で、預かり保育中だった1歳児が食塩中毒で死亡し、同施設元経営者が傷害致死容疑で逮捕された。
乳児に塩を与えるのは、どれほど危険なのか。朝日新聞が、1歳児の塩分中毒死事件に合わせて「1歳児ならば小さじ1杯程度(5~6グラムほど)の食塩を摂取すると、死に至る恐れがある」という医師の説明を報じると、ツイッターには「恥ずかしながら初めて知りました」などと戸惑いの声が並んだ。
塩分の取りすぎが体に悪いとは知っていましたが、子供の致死量が小さじ1杯程度とは考えてもみませんでした。
もちろん、愛娘はまだ母乳、ミルクで生活しているのでそんな塩分をとる可能性はありませんが、僕の職の嗜好が家族にリスクをもたらすことをしりました。
少し大きくなれば、おそらく親の真似をするでしょう、その時に醤油どばーなどと食生活をおくってしまえば……どこかにリスクが存在するかもしれません……
ちなみにラーメンスープを飲み干すと小さじ1杯程度の塩分量があるそうです……
脱外食
少なくとも、外食は塩分量がコントロールできません。
ラーメンとかですね。前は狂ったように仕事終わりに体が求めていました。
なんと今は脱しています。
そして、むしろ嫁子の作るローストビーフが好きになりました。
そうなると、AGEsと酸化の鬼であるラーメンに900円払うなら低温調理された塊牛肉を買ってローストビーフにしたいと考え方を変えました。
正直ラーメンを食べた後、満足度を得られるよりも、後悔しかなかったです。
そして、パレオダイエットを始めたことも大きな影響がありました。
パレオダイエットでは食事はできるだけ食材の原型が想像できるものを摂取するというルールがあります。
例えば、魚の切り身を焼いたものはいいが、すり身はダメといった具合です。
そうなるとラーメンなんて食えたものではないです。
ラーメンが何でできているかなんて、素材を理解しててもあのビジュアルからリバースエンジニアリングはできません。
でもボーンブロスとしてはいいんですけどね……
塩分とAGEsが絶望的で……
科学的にうまいと思う塩分量に体をチューニング
水島弘史さんの著書では、人間が本当にうまいと感じる塩分量は食材全体の0.8%であると紹介しています。
自炊するときにも、塩分量を意識するようになりました。
適当にドバっといれて味見して、というのをやめました。
アプリで簡単に計算できるようにしました。
うまみ成分の活用
うまみ成分は「さしすせそ」以外の日本人が発見した味覚に影響を与える成分です。
煮干し出汁のグルタミン酸、鰹節などのイノシン酸、シイタケのグアニル酸、貝類が出すコハク酸などがそうです。
出汁を活用することで自分をチューニングすることにしました。
おかげで最近では嫁子と
ぼく「ちょっとしょっぱいかな」
嫁子「どうしたの? ちょうどいい塩加減だよ」
などと話をしています。
子供が塩分過多で致命的な状態になるリスクが自分の食生活なら、即刻克服しなければと思い克服できたっていう話です。