グリーン・エクササイズとは
「パレオな男」という、ダイエット、健康関連の論文を読みまくって実践してみた記事で有名なブログの中の人鈴木裕氏の著書では以下のように紹介されています。
イギリスのエセックス大学が2010年に行った調査では、過去に行われた大量のデータから質の高い10件を選択。
<中略>
その結果を簡単にまとめると、次のようになります。
・自然の中で行うエクササイズは、たったの1日分でストレスを軽減する
・若くてメンタルが弱い人ほど、グリーン・エクササイズの効果は大きい。
<参考文献>
たった5分、緑の中で軽い運動を行うだけでも効果があるそうで、メンタリストDaiGoの「自分を操る超集中力」でもその効果が指摘されています。
この研究では当初、運動することと自然の中で過ごすことの相乗効果を調べるため、被験者に壁に映し出された郊外や田舎の風景を見ながらウォーキングマシンで運動してもらったそうです。
すると、ただウォーキングマシンで歩いただけの人に比べて血圧や心の状態が上向く、というデータが残りました。そこで、緑の中を歩いて検証したところ、さらに高い効能が確認されたのです。
さらに、この研究によると、散歩の時間を長くしても効果の効果のほどはさほど変わらないとのこと。むしろ、運動を始めてから最初の5分で得られる刺激によって脳が感じていた疲れが取れていくこともわかっています。
<参考文献>
ご存知の通り、ビタミンDは、日光を浴びることで生成される成分です。さらに、鈴木氏の著書で現代人はサン・ベイジングが不足しており、太陽光で必要なビタミンDを補えていないと指摘されています。
<中略>
「太陽光を避けるのはたばこと同じぐらい体に悪い」
太陽光の有効性は昔から知られていて、精神科医のローゼンタールが提唱した光療法は昔からうつ病や不安症に使われている治療法として有名です。
フィンランドで行われた実験によると1日5分散歩(天気を問わない)することで高いリラックス効果が確認できました。
最近は子供を連れて公園の日陰で、10分程度歩きビタミンDを生成を促します。ビタミンDは脳神経の組成に有意なビタミンであるようです。緑地でグリーンエクササイズを行うと、木々の奏でる葉の音や穏やかな風で子供は寝てしまうことがほとんどです。
子供は自分で歩かずとも運動になるようです。
子供が眠ればベンチに座り、マインドフルネスをする時間に使っています。
グリーンエクササイズからの瞑想は育休中の贅沢な時間の使い方の一つだと思います。
グリーン・エクササイズの効果が最近の研究でアップデートされたよ
グリーン・エクササイズによって時間感覚に余裕が生まれることがわかりました。
フィンランド政府が行ったリサーチでは、公園のベンチに15分座るだけ、ただそれだけで気分が大きく改善する効果が確認されています。
よくテレビで見るリストラされて公園のベンチに座って落胆するのはメンタルの負担を軽減するのに役立っているわけですね。
さらに、スタンフォード大学の実験で、公園でウォーキングすることで集中力があがり、ワーキングメモリの機能が向上したという結果が確認されています。
ワーキングメモリは短期記憶をつかさどる脳機能で、生活のあらゆる面で重要な機能です。
グリーンエクササイズはガーデニングやキャンプなどでも効果が得られるので生活に取り入れやすいですね。
以下はグリーンエクササイズ用に作ったアプリです。よろしければ。
グリーンエクササイズ・タイマー
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