はじめに
育児*家事をしていると、子供が生まれる前まで回っていた家事のサイクルに劇的な改善がなければいっぱいいっぱいになります。
トレンダーズ株式会社の調査によると夕食の料理にかかる時間は30以上60分未満が46%、60以上90分未満が40%と日常的にかなりの時間をかけていることがわかります。
育児に時間を割くために家事の時間を減らしたいと考えるのが親心。
今回テコ入れしたかったのが、2点でした。
- ・冷蔵庫容量不足によるスーパーに行く頻度低減 6 時間/月
- ・食器洗いの手間削減 0.5 時間*日/月
特に料理番が家事の担当タスクとして大きいので、ここにテコ入れしたいと考えました。
調理時間は価値を生み出す時間なので、Anovaで僕の作業と非同期化を図り時間はそのままで仮想的に手を増やして対応しました。また炊飯器の用途外利用や、ヨーグルトメーカーなど作業を整理さえすれば同時並行的に調理が進みできるだけ短時間で調理ができるようにはしてあります。
問題は食洗です。食洗は価値を生み出しません。どちらかと言えば、食器としての価値の復元です。
とはいえ、食洗は嫌いではないです。Anova等で非同期で調理が進んでる間にできますし。
ただし、僕の性格上の問題がありました。
髪を洗うときにリンスを極限までシャワーで洗い流してしまう僕は、「食器から完全に洗剤を取り除く」という目的で、大量の水を使っていました。水は上下水というI/Oに対して課金される恐ろしいビジネスモデルです。これは食洗器に担当者変更した方がよさそうです。
買い物は拘束時間も長く、余計なものを買ってしまうリスクが高い(そう、我がガソリンたる金麦とか)です。経験則ですが、買いたいものを洗い出して、満幅の状態でポイント還元率が高い日に行くのが一番良いです。つまり、週1に抑えたい――
今回冷蔵庫の容量不足で頻繁にスーパーに行く、食洗で水を使いすぎている、2点にテコ入れすればもっと時間が捻出できるのではないかと考えました。
家電量販店へ
まず冷蔵庫売り場へ
冷蔵庫は24h365日稼働する高い信頼度が要求される家電です。恐ろしい稼働率の家電……
金融系システムの冗長化されたサーバーですらメンテナンスが行われるというのに.......
まず冷蔵庫について、迷うのは容量をどうすればよいかという指標です。
大まかな目安として以下から算出できそうです。
70L * 家族の人数 + 170(常備食材及び予備スペース容量)
とはいえ、家族の特性を考慮して容量は検討した方がよいと思います。
たとえば、オフィスにもっていくペットボトルを冷やしておく等需要に応じて上記の式プラスアルファで検討する必要がありそうですね。
また、10年くらいは持つ家電なので、家族計画も加味した方がよさそうです。
また子育て世代であれば、価値の保存ができる冷凍機能は馬鹿にできません。
例えばリードの圧力調理バッグであとはレンチンすればいい状態にして保存できます。おかず貯金をするのであればこ冷凍庫は大きいほうがよいでしょう。
またキノコが好きな人は冷蔵より冷凍の方が、細胞が破壊されうまみがでやすくなるので、容量や冷蔵、冷凍容量比率の判断に使えますね。
電気代に関しては、年間7000円から8000円と1000円の差程度でした。10年スパンで考えても購入時の製品の価値だけで比較すればよさそうです。
つまり、製品価格に納得がいけば電気代は十分に無視できるということですね。
色々見た中で気になったのはこれです。
まず、冷凍室が189lと大容量であること。これならおかずをたくさん貯金できます。
さらに60℃の食材まで入れられる冷凍室があるところです。離乳食などは冷ましてから入れていましたが、この機能は俄然捗ります。
食洗器
調べてみたところ食洗器は単純に食器洗いの手間を省くだけのものではありませんでした。
単純に手間を省くだけであれば、1日の食洗等作業時間*365日で算出できそうですが、+αの効果があります。
効率的に洗浄を行うため、少ない水で洗えて、水道代が節約でき、おおむね年間2万円程度になりそうであるということがメーカー提示でわかりました。
このメーカー提示は買わせようというバイアスを差し引いても魅力的な数字です。
参考時給 * 食洗時間 * 365日+2万円が年間の投資効果です。
これに回収期間を設定すればいくらなら妥当だと算出できそうですが、こんなに費用対効果が高い投資であれば、設置スペースで極限まで機能性の高いものを使ってもいい気がします。
照明
電気代を考えれば照明もLED化で電気代は安くなりますし、また人感センサー搭載のものであればなんとなくスマートホーム感がでてきますね。
人感センサーは簡単に取り付けできる電球型のもの↓
玄関などに使えるシーリングライトタイプ↓
シャンデリア等、もともとの照明を替えたくない場合の装置↓
などなど、様々なものがあります。
玄関の人感センサーいいですよ。
両手に荷物……
スイッチを探さずに、玄関を開けたらパッと明かりがつく。
なんだかほっこりします。
さいごに
環境省の試算によると、10年前の家電を省エネ性能の高い現在の家電に置き換えた場合、
冷蔵庫で約50%電気代削減ができ、エアコンは約10%、照明に至っては約85%もの電気代削減効果が期待できるようで、金額に換算すると年間2万円近くも浮くようです。
皿に食洗器で水道代も節約できて家事の手間が減って自分に投資できる時間が増える。
ぜひ、ボーナス時の購入にご検討ください。