子供が産まれる前にはよく仕事帰りにジムに行ってました。
土曜なんて半日ジムで筋トレに勤しんでました。
育休始まった当初、朝6時とかに嫁に朝食を準備して子供を寝かし付けてからジムに行ってましたが
やはり罪悪感と、行ったところでバイクを30分してシャワーしてかえって来る程度のメニューしかできなかったので、
往復の移動時間とシャワーの時間がもったいないくらいであんまり行かなくなりました。
でも、子供を育てるために健康で元気な父でありたい。
さてどうしよう。
そうだプチ断食しよう
プチ断食、ファスティング、リーンゲインズetc
呼び方は様々ですが、誤解を恐れずざっくり言うなら一食抜いて16時間食事をとらない状況を作ろうという考え方です。
そうすると体の中で様々な変化が生まれます。
- オートファジーが起こる
- 食欲自体が減る
- 下腹部がやせる
- メンタルにいい
- そして、食費がやや削れる
オートファジーって何ぞや
オートファジーは、リソソームにより細胞質内のタンパク質や細胞内小器官を分解するシステムです。 細胞内のタンパク質や細胞内小器官(オルガネラ)は、不要となったら、あるいは必要に応じ、オートファジー(autophagy)によって分解され、その成分は細胞内で再利用されます。
なるほど、さっぱりわからん。
要するに、プチ断食で体が一時的に飢餓状態になり、体の中からエネルギーをねん出しようとして
故障したミトコンドリアや、異常をおこしたタンパク質、劣化した細胞などなど体の中のごみ掃除をしてくれます。
そしてこのオートファジーは筋肉以外でも脳の神経系でも行われ、マウス実験では48時間もオートファジーで脳内のごみ細胞のお掃除が行われたようです。
オートファジー機能が低下するとアルツハイマーのような病気になりやすいことから、
プチ断食で若々しくいられますね。
我が子が育つまではボケられないですもんね(そして孫とも遊びたい)!
食欲自体がおちる
これは想像しやすいですよね。食う量が減れば胃も小さくなり、食事量自体減っていきます。
また、1食抜くことで、その他の食事を制限しなくても平均350kcal摂取カロリーが抑えられるそうです。
ちなみに、運動で350kcalを消費するには1時間階段を上り続ける必要があるそうです。
苦行以外以外でも何でもないですし、1時間も階段を上っていればかなりの高度まで行けそうですね笑
ということで1食抜くだけでそれだけの運動をせずともカロリーを抑えられるのは
育休中で長時間ジムで運動ができない親にとっては朗報ですね。
下腹部の脂肪がおちる
ダイエットやトレーニングを経験した方であれば共感してもらえると思いますが、
下腹部の皮下脂肪は本当に落ちません。
以前ジムでバイクのタイマーが振り切るくらい有酸素をやっていた時期がありましたが、
ほかの部位はやせても、下腹部はぽっちゃりという残念体形に……
そもそも腹回りの脂肪はアドレナリンを受け取る場所が少ないようで
脂肪を溶かす働きのホルモン感受性リパーゼが活性化しにくいことが原因であるようです。
ただ、受け取る場所が少なくてもアドレナリンをバンバン送ればやせるようで、
プチ断食をすることで、下腹部まで到達するくらいアドレナリンがバンバン出て
ホルモン感受性リパーゼが活性化し脂肪が燃えるというメカニズムのようです。
実際、ラブハンドルやへそ周辺にあった脂肪がかなり薄くなりました。
メンタルにもいい
プチ断食を2週間続けることで、メンタル改善が認められたという研究もあります。
また、活力や集中力UPするという報告もあり、
睡眠不足や慣れない育児のストレスにさらされながらも明るく子供に接したい子育て世代にメリットがあります。
んで効果ありました?
実際2か月続けていますが、体重が12パーセント落ちました。
下腹部腰回りの脂肪が減り、ちょっときついなって思っていたズボンがはけるようになりました。
これはメリットですね。サイズアップのために、自分に服を買うより子供に服を買ってあげたいですし。
まあ、子供を寝かしつけながらステッパーで運動したり、家事と育児の空き時間に家でエアロバイクこいだり、
アルコール量を減らしたり、ちょっとした運動や余計なカロリーを摂取しない努力もしているので、
一概にプチ断食だけの効果とは言えませんが、メリットが大きいので、2週間だけでも試してみるのもいいかと思います。
ちなみに朝プチ断食中に、コーラでカフェイン摂取したり、チロシンのサプリをとったりするとさらに効果が底上げされます。