わんこそば、それはなんとなく挑みたくなる壁
そうです、わんこそば。あの容赦なく椀に盛られる蕎麦をヒィヒィいいながら食べるアレ。
盛岡三大麺、じゃじゃ麺、冷麺、わんこそば。その一角を落としにまいりました。
チャレンジしてきました。
ちなにみ、事前予約必須です。
当日ふらっと立ち寄っても、こうなります。
割と広いけど混雑している
4名でテーブル着。わんこそばを入れる人は1名
店内にはYoutuberを思わせるGoProを構えている人々も。
まあ食べている姿が記録に残るし、コンテンツになるならいいかもね。
▼そして案内されたテーブルがこちら。真ん中の桶は不要なつゆを入れる場所
▼東が鶏っぽくてかわいい
さて、挑戦する前に自分の中でのルールを決めました。
- 汁は飲まない
- 咀嚼回数は1,2回
- 一緒に出される、刺身、おしんこ、鳥そぼろに手を出さない
この3つだけです。
1については、胃のキャパシティに余分なものを入れないため。
かえしの塩分については、満腹中枢をマヒさせるとの指摘もありますが、そもそも物理的なキャパシティ確保のためです。
また、トライしてみるとわかりますが、麺自体は十分汁を吸っているため胃の中で膨らむ心配はないとはいえ、水分補給は厳禁。
塩分をとると水分補給をしたくなりますからね。
2について、飲み込むことを推奨する情報もありますが、胃の中の空間を効率的に使うためにはやはり咀嚼が必要かと。
だれしも鞄にぐちゃっといれるより、畳んで入れたほうがたくさん入るのは経験則としてあるはず。
麺も噛んだ方が密に詰まりやすいです。
しかし、咀嚼については、おいおい咀嚼することで満腹中枢が反応するだろJKという声も聞こえますが、まったくの誤りです。
わんこそばはマラソンです。
例えば、客は4人、1回18杯を持ってきてくれますが、茹で時間があるため再訪に3分ー5分かかります。
よく言われているのが満腹中枢は20分程度で働くと――
上のケースで計算すればすぐわかるように、20分などすぐ過ぎます。今回、2時間程度は店にいました。
必要なのは意志の力です。淡々となるべく効率よく胃にモノを運ぶ気持ち。
3は説明不要。
さらに、父である僕はエルゴで娘をおんぶしつつのチャレンジ。
正直、以前蕎麦打ちしたときも娘はアレルギー反応がなかったので全く心配してません。
ただ、下腹部への圧迫感があり、僕は満腹感と尿意とバトルしました。
結果
結果、キリがないので111(ワンワンワンこそばと連れが言ってたのに便乗)杯たべました。
さて、何やら観光地化していたわんこ蕎麦屋さんですが、正直こいつあぁ儲からないんじゃないかと心配になりました。
少なくとも1テーブル1人が付きっ切りで2h。
原材料コストもかかる(たぶん、そばではなくそば色のうどんを食べてたんだと思いますけど)
文化の維持には店側の身きりが伴っているんですかね。
わんこそばは2度襲い掛かる
そんなこんなで、温泉へ足を運び、飲み屋に行きましたが、
みんな眠気にやられていました。
たぶん消化するために血が消化器官に集中してたのかもしれません。
ちなみに、ビールを飲んだら、リターントゥジアースしそうになったのはここだけの話。