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Anovaでレア寄りだけど、しっとり熱の入ったミディアムレアステーキを作った話

はじめに

とうとうAnovaが手に入り、本格的に低温調理のレシピ拡大に身を乗りだしました。

Anovaがあればヨーグルトメーカーで1人前しか作れなかったものが、量を調整できます。

さらに、小数点第一位まで指定して調理できるし、ヨーグルトメーカーでできなかった分単位の時間指定もできます。

さらにプレヒーティング機能で、ヨーグルトメーカーで手探りで事前に設定温度のお湯を作っていた手間が省けます。

ではステーキでも作ってみよう

Anovaで検索すると多くヒットするのがローストビーフだと思います。

しかしいかんせん、我が家には妻のレシピが君臨しており、ローストビーフはメンツ的な問題で避けたいところ(とはいえ食べてみたいという葛藤もある)

なので、手始めにステーキでも作ってみたいと思います。

レシピ例

54.4℃で2時間がいい感じであるとAnova公式レシピにはあります。

事前準備として、生肉に塩を振っていますが、余計な水分の流出を避けるために、低温調理後、休ませている間に全体量の0.8パーセントの塩をします。

以前鶏肉で塩を後で振ったときもしっとりと仕上がったので今回も調理後に塩で行きます。

ヨーグルトメーカーでサラダチキンを作ったらとりハムのようにしっとりしたものが出来た話

ブラックペッパーも揮発性のスパイスなので加熱時に入れません。

なので低温調理前の準備としては”筋切”のみです。

筋切

そしてオリーブオイルで満たし、お好みのスパイスを入れて低温調理開始です。

ジップロックがなくなったのでビニール袋です。

今回54.4度での調理なのでビニール袋でも問題ないでしょう。

低密度ポリエチレンの耐熱温度は70~90℃
高密度ポリエチレンの耐熱温度は90~110℃

参考:http://www.jpif.gr.jp/2hello/conts/youto_c.htm

ニンニク、僕分はローズマリーを魚や鳥だけに使うだけではもったいないと思うので入れました

プレヒーティング完了

いざ低温調理開始です。

そして、2時間後――

低温調理特有の赤い汁(ミオグロビン)が出ています

茶色くなっていないので低温調理成功です。

だいぶいい色になっていますね。写真がぶれているのが惜しまれます

そして焼いていきます。オイルを入れすぎてオイル煮みたいになっていますが

完成です。脂肪にいい感じに火がはいっています。そして肉がピンク色という。

大好きな宮のタレをかけて完成です。

 

 

実食

おいしい。2枚で1000円のお安い肉なのに、柔らかくておいしいです。

安い肉特有の焼いた後、肉汁が出切ってしまって繊維質をかみ切るような食感は全くありません。

おわりに

Anova買えば安い食材でも食事の満足度が高まるので、投資としては超回収しやすいですね。

幸せリターンが高い調理器具です。

また、Anova調理中にパラで別のことができるのもメリットですね。

コンロであれば、ちょいちょい温度等気にしなければなりませんが、Anovaは時間になるまで完全放置でOKです。

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