はじめに
簡単にできるわりに野菜と肉をとれるヘルシーな椎茸の肉詰め。
今日はサクッと作っていきます。
しいたけの低温調理のあれこれ
椎茸は65℃でうまみ成分グアニル酸を作り出す酵素が活性し、60分加熱することでグアニル酸が最大化します。。
今回は肉を椎茸で挟んでマカロン風にしていきましょう。
肉を上下からうまみ成分で挟み込む寸法です。
椎茸の肉詰めマカロン風のレシピ
Anova設定値
設定温度:65℃
調理時間:60分
材料
- しいたけ 1パック
- ひき肉 1パック
- 卵 1個
- 塩コショウ お好みで
作り方
▼ぷりっとしたしいたけ
▼石づきをとり、軸をみじん切りにします
▼ひき肉に塩小さじ1/4
ひき肉に塩を加えて混ぜることで、たんぱく質ミオシンが網目構造を作り肉汁をとどめてくれます。
さらに肉の温度が15℃をこえると結着力が弱まり、20℃を超えると完全になくなります。
手でこねないで、ヘラでこねましょう。
▼卵を溶いておきます
▼卵をかさに塗ります。こうすることで肉が外れにくくなります
▼そして、マカロンぽい形に椎茸で肉を挟みます。
▼ジップロックをオイルで満たして――
▼ひき肉と卵があまったのでピカタをつくります
▼ひき肉を丸めて
▼勢いよく卵に絡めます(ただぶれただけ)
▼フライパンで焼きながら薄くのばします
▼追い卵
▼裏側も
▼ちょっと焦げたけど出来上がり
▼Anovaで加熱が終わったらオリーブオイルを切ります。
▼バーナーで焼き目を付けます
▼さらにあぶっていきます
▼醤油をたらしてできあがり
実食
椎茸のジューシーさが失われず、肉もパサパサしないのでおいしいです。
バーナーで焼き目を付けた香りも食欲をそそります。
参考資料
シイタケ中のグアニル酸に関する研究:https://ci.nii.ac.jp/naid/110006992811